花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

こーけーしゃもんだい。

今年もあっという間に過ぎ去ろうとしています。思い返すだけで青息吐息の担当です。

 

作業後の振り返りの時、3月の期間満了による卒業という言葉を聞いて、ものすごくドキリとしました。

花きりんがいつまでもいられる場所ではないことを頭では理解していたつもりでしたが、こうやって外からの言葉や現実の動きとして感じた時、いろいろな考えが頭の中を高速で駆け回っていくのを覚えました。

今このプログラムに参加しているメンバーから、ここの作業や行動をよく理解している人たちが抜けてしまう事。そのことでプログラムに支障を出すわけにはいかない事。後に続く人をきっちり育てる時間を考えなければならない事…。

担当はこれまで「自分がいなくても大したことにはならないし、代わりなんていくらでもいるし、寧ろ自分いる方が邪魔じゃないか」という場所を渡り歩いてきました。

なので「自分が抜けた穴」というものに対して意識が薄いというか、関係ないものだと思っていた節がありました。

けれど今この状況で熟練者が抜けたらと考えた時、未来に対しての想像力が貧困な担当でも「これはアカン」と思い至るまでそう時間はかかりませんでした。

年明けから卒業までの三ヵ月、どのプログラムでも今までとは明らかに違うことを要求されるのは、想像に難くありません。自分が得た経験や知識をちゃんと伝え、前向きな「自分がいなくても大丈夫」を残して卒業できるよう、頑張りたいと思いました。

(担当:気が付けば最古参の一人になってた!)