レストラン・売店での接客、食器洗いについて
(1=聞き手 2=話し手)
1 接客体験 最近やってて難しく感じたり、持ち場が変わって感じたことはありますか?
2 自分は複数の事を同時にこなすのが苦手なのでそれが難しいです。
1 つまり並行作業が苦手?
2 はい、自分が今やっている作業を終わらせないといけないと分かっているのです が、どうしてもその作業に集中しだしてしまいます。それに周りの人に迷惑をかけてしまうことが精神的に耐えられなくて、初めて行く場も緊張してしまい、不安が募りやすいと思っています。
1 空気になかなか慣れない?
2 はい。常に勝手に不安を感じてしまいますね。
1 作業内容のレベルはどうですか?
2 食器を割ったり商品を壊したりすると問題になるので注意力が必要ですが、注意力を高めるとこだわりだしてしまうのです(笑)
1 スピードも要求される?
2 はい。周囲の従業員の方の動きが速いとせかされているように感じてしまいますね。
1従業員の方の助言などはありますか?
2自分達で察するという空気があるので聞きにくいですね。
それに向こうで働いている方もそんな事まで逐一聞いてなかったでしょうし、それが一般の職場なんだと思っています。
1総括としてポジティブに考えられた部分はありますか?
2緊張や不安で大変ですがレジ打ちなど考えながら作業するのが楽しいので続けたいと考えています。
1自分なりに作業を速く工夫するのが楽しいとか?
2効率よく出来た時は嬉しいですね。
作業所について
(A=聞き手 B=話し手)
A A型作業所と一般就労の違いは?
B ベルトコンベヤーの流れ作業などでスピードを一番遅い人に合わせてくれたりします。一般就労だとラインに人が合わせる形です。
検品で人によってOKとアウトの基準が違い、私の指導係でも判断が難しい場合、
上司の方も自分の作業を止めて相談に乗ってくれます。一般ではそういった時間は取ってもらえないです。
Aチェックに指導係だけでなくその上の方も時間を取って貰えると。
Bはい、一般よりも時間を割いてもらえますね。
Bちなみにある作業所の話ですが、お昼ごはんの時に一人にならないよう声かけなど気配りをしてくださったりします。担当が付いて悩みを聞いてくださったりという事もしてもらえます。
BすべてのA型に当てはまることではないですが、作業所から一般へ行かれる方もいますが、マッチングしなかった方の場合は、いったん戻っておいで、と声をかけてもらえます。その後、次の進路先を一緒に相談し考えてもらえます。
A個人に合わせて働き方を考えるなど一人一人のアフターケアーをちゃんとして下さるんですね。
Bはい。一般就労では個人が組織に合わせる形ですからね。
Bしかし私の行ったA型作業所は完全に民間の組織なので、考え方も民間の会社に近いです。作業の質とスピードの両立を求められます。
A会社ですもんね。相応の責任感が問われますよね。
Bもう一つの一般との違いは、自分の出来ていない所をその都度指摘して下さったり、丁寧に指導をして下さったりする所でしょうか。
Bまた、作業の際はマニュアルを必ず確認しながらやってます。商品1つ1つに対して写真付きでマニュアルがありこれは一般では中々ない事だと思います。