今日のまかないは餃子、大根ステーキ、わかめのペペロンチーノの予定でしたが、突如肉団子スープも作る事になりました。僕は餃子担当をしました。キャベツやネギやニラとか細かく刻みました。塩をふり、ひき肉と混ぜ合わせて捏ねてました。
そして餃子の下味しまして、皮にあえて混ぜ合わせたものを少し塗り包み込ませます。包み込む作業がすこし難しかった。中身の量が多すぎて皮が破けたりとかしました。中身の量が多くなったり少なくなったりとかして加減がなかなか掴めなくて、まあそのうち慣れてきましたが、まだ練習して工夫する必要かな。
餃子を焼く作業に突入、これも焼き加減がかなり難しいです。火を焼き過ぎてもダメだし弱すぎてもダメ出し焦げちゃうこともあるからです。最初に水を入れすぎたせいか、餃子の皮が膨らんでいた。あとくっつきすぎた。これからはそういうことにないようにしたいです。
担当:侍
~その日の午後~
A型作業所の見学に行ってきたTさんと、B型作業所の見学に行ったことのあるKさんにお互いの感想を話してもらいました。
T:今週、A型作業所の見学に行ってきたんよ。
K:ほうほう。自分B型の見学に行ったことあるけど何が違うん?
T:最低賃金が保証されてるってのが一番の違いかなー。ちゃんとハローワークに行って雇用契約をするから求められる仕事のレベルも高くなってくる。
K:例えばどんな仕事?
T:今回は商品の検品とか袋詰め、シール貼りとかやった。不良品がないかとか、数が合ってるかとか。
K:花きりんにも仕事体験のプログラムはあるけど、それより厳しいんやろーなぁ。
T:当たり前やん(笑)。
K:行ってみてどんな感じやった? 気を付けてたこととかある?
T:作業に対して前向きな気持ちでやることかな。あと、先入観を持たずに仕事すること。
K:先入観?
T:検品やからね。間違いはあるものと思って仕事しないと、不良品を見逃すことになるから、そこは気を付けてた。
K:ふむ。
T:でも、作業してるうちにどんどん細かい部分が気になって、エラーかそうでないかの微妙なラインが分かりにくくなってしまったりしてたなぁ。その判断が難しかった。
K:他には何やったん?
T:さっき話に出てた、花きりんのプログラムにもある工場体験でやってるやつ、あれのもうひとつ難しい箱詰めの作業をやった。米以外も詰めたり、作業台の準備もした。
K:そんなんもあるんや。
T:さっきからこっちの話ばっかりやん。そっちが見学したっていうB型ってどんな感じ?
K:…………去年のことやしあんまり覚えてへん。
T:こら(笑)。そうこうしてる間に自分ら卒業なんやから、そこら辺ちゃんと考えんとあかんて。
K:うーん、言葉で説明するのは難しいなー。……花きりんの方がやさしい。
T:だから当たり前や、A型にしろB型にしろお金もらうんやから。
K:せやね。