こんばんは、チャリ通の爺です!
今回もロシアのウクライナ侵攻に関する話です!
ロシアのウクライナ侵攻に伴い、フィンランドとスウェーデンがNATOに加盟申請することを決めましたが、更に、永世中立国のスイスも、NATOとの関係を深めようとするかもしれない、という話が出てきました!
加盟という話ではなく、NATOとの合同演習や武器弾薬の補充などを検討する、ということのようですが、戦争に関与しない、戦争当事国に武器供与もしない、兵士も出さない、国土も使わせないという方針を自国の憲法で謳っているスイスが、これに反しない範囲でウクライナへより一層の支援をしたいという意向の表れのようです!
具体的には、他国がウクライナに提供した武器弾薬を、スイスが補充する、ということのようです。ただ、武器の直接提供は厳しい、とも述べられているのて、実際、どうなるのかは分かりません。
しかし、NATOとの関係を強化することに対してスイス国内の世論も半数以上が賛成しているとのことで、連立与党を組む政党の中にも、中立政策は柔軟であるべき、と述べる党も出てきていて、今後の動向が気になるところです。
一方、フィンランドとスウェーデンに対しては、NATO加盟国の全てに諸手を挙げて歓迎されているわけではなく、トルコが難色を示しています。
トルコの民族問題(クルド人との争い)に対してフィンランドとスウェーデンがクルド人勢力を支援しているため、とのことです。
クルド人の問題は複雑ですが、トルコにしてみれば、自国を分割される恐れがあることから、クルド人組織をテロ組織とみなしていて、それを支援する国であるフィンランドとスウェーデンを敵視するのも当然と言えるかと思います。
ただでさえ、複雑な関係の中でバランスを取ろうとしているヨーロッパの国々にとって、今回のロシアのウクライナ侵攻で、関係作りがより困難になるように思います!
もちろん、ヨーロッパ内で収まる話ではなく、世界的にも、国同士の関係を見直すきっかけになるかもしれません!
そうなれば、輸入に頼り切ってしまっている私達の生活にも、更なる影響が出てくるかもしれません!
今後も引き続き、世界の動きに注視して、どんな影響が出るのか、日々、考えないといけませんね!