こんにちは、kです(^^)
アメリカが立ち上げる新たな経済連携「IPEF」(インド太平洋経済枠組み)に日本は参加する方向で話が進んでいます。アメリカはTPPへの復帰を拒否しており、IPEFは中国に対抗する狙いがあります。
今のところ、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、フィリピンの8カ国が参加を表明しています。
IPEFは1.貿易2.サプライチェーン3.インフラ・脱炭素4.税、反汚職の4本柱で構成されるそうです。
アメリカがこのような経済圏構築を急ぐのは、ロシアとウクライナの戦争が台湾有事に波及することを想定してのことだも言われています。
米中競争の最前線である東南アジアやインドを巻き込みたいのでしょうが、関税については取り決めがない中で、参加を渋っている国が多くあるのが現状のようです。
戦争やウイルス感染爆発などが起きると、今回のように食料や様々な物資の不足(半導体不足など)、サプライチェーンの混乱が起きることを目の当たりにし、日本としても非常事態が起きても生活を安定して送れるよう経済安全保障を考えていく上で、他国との協力関係、そこでの日本の立ち回りがとても重要になってくると思います。