こんにちは、kwです。
8月27日に開かれたジャクソンホール会議での連邦準備理事会(FRB)議長であるパウエル氏の発言をまとめてみました。
連邦公開市場委員会の目標はインフレ率を2%まで引き下げ、物価を安定させること。
物価を安定させるには時間がかかり、需要と供給のバランスをとるために、経済成長率の鈍化を維持させる必要がある。
それには家計や企業に痛みをもたらすことになるが、安定を取り戻さなければもっと大きな痛みを伴うことになる。今までも何度かインフレ率2%を達成しているが一時的なものであり、インフレ率が低下しているとは言えない。
過去に起こった高く不安定なインフレ、低く安定したインフレから学んだ事を基礎にして、利上げを継続させることを決定した。
経済の安定を長い目で見た勇気ある行動だと思いました。
ジャクソンホール会議とは、アメリカのカンザスシティ連邦準備銀行がワイオミング州のジャクソンホールで毎年夏に開く金融、経済討論会です。会議にはFRBなどの各国中央銀行の要人や経済学者などが出席し議論します。