こんにちはTです
今回はイランで女性が警察に拘束されてその後死亡してしまい、その事に対するデモがイラン各地で拡大している話題について書きます
亡くなった女性は髪を隠すスカーフの被り方が不適切だとして警察に拘束されたようで、その後の死因として多くのイラン国民から警察による暴行が行われたのではないかと見られているようです
また、イラン各地で拡大しているデモの中には一部が暴徒化してしまったり、群衆が最高指導者であるハメネイ氏を念頭に「独裁者に死を」と叫ぶ動画が出回ったりもしているようです
警察による暴行があったかについては真相は分かりませんが、イランは親米派の政権や王室が革命によって倒されて以降は厳格なイスラム教の国として、様々な事が変わった側面もあるので、スカーフの被り方が悪いだけでも十分連行されてしまう理由にはなるようです
しかし警察による暴力と言う問題は何もイランのようなイスラム教を厳格に守り、その教えの上で制度などを作っているイスラム教国家だけの問題ではなく、アメリカの警察による過剰な暴力や人種間での職務質問の頻度の違い、逮捕率なども度々問題になっています
また日本の警察も取り調べの録画を行っていないので、長時間の取り調べによる自白の強要が行われてしまい冤罪が発生してしまったり、警察とは少し違いますが出入国管理局の施設に外国人が長期で収監されてしまい、差別的な扱いを受けたりする問題もあるようです
どのような会社や組織であれ、それぞれが必ず問題は抱えているように警察などの公的に権力を持つ組織も問題は抱えています
ですが、警察官などになろうとする方は多くが高い志を持ってなると思うので、不祥事ばかり注目されてしまいますが、普段の生活の中で頑張ってくれているとも思います