こんにちはTです
今回は悪いニュースを読み続けてしまうドゥームスクローキングという現代病について書きます
このドゥームスクローキングという現代病は新型コロナが流行った事によって患う人が増えたらしく、悲しくなったり落ち込んでいても悪いニュースをチェックし続けてしまうようです
この現代病に対して専門家などはソーシャルメディアの使用を制限するなどして、悪い話題のニュースばかりを見過ぎないように発信していますが、なかなかアドバイス通りに対処している人は少ないらしいです
なぜ対処する人が少ないかというと、普通の感性からすると危機的な状況下ではなるべく多くの情報を得ようとするのと、そもそも人間は他人にやるなと言われる事を嫌うため、いくら専門家が発信したところでそれが受け入れられる事の方が少ないようです
ですが、この問題は危機的な状況であった新型コロナウイルスのパンデミックが収束したり、ウクライナの戦争が終結した後も人々の考え方の癖として残る事が予想されています
なので今回は5つのポイントから、なるべくドゥームスクローキングになりにくい方法を紹介します
①ニュースを読む時間に制限を設ける
ニュースにアクセスする手法は制限しなくていいそうですが、1日に何時間なら適度か考えて決めた時間を守るように努力するといいらしいです
②確証バイアスに気をつける
ニュースの消費者は知りたい事を選ぶ権利がありますが、自分の信念や見方を支持する情報を好む傾向にありこれは確証バイアスと呼ばれているようです
人は時に既に抱えている考えを裏付けるニュースのみを求める事があるので、自分が読まないと選択したニュースは何かを意識した方がいいそうです
③情報源を確かめる
今の社会はあらゆる情報に溢れており、日々それらの情報は凄い速さで消費されています
そしてそれらの情報は今や個人でも簡単に発信する事ができるため、その情報は元々誰が何のために発信したかを追っていかないと、特定の考え方を広める意思を持った人によって自分の考え方が無意識のうちに誘導される事があるようです
④白か黒かとは限らないと肝に銘じる
今の世界は分極化思考という考え方をする方が多くなっているようです
心理学者によればこの分極化思考は認知の歪み(思考の誤り)でプレッシャーにさらされている時に起こりやすいらしいです
この思考の癖が付くと物事の考え方が白か黒か(正しい、正しくないなど)になりがちになり、この世界は自分の価値観のみが正解という考え方になりがちなため注意する必要があるようです
⑤ポジティビティーバイアスをかけてみる
ドゥームスクローキングが有害なのは人々がネガティブな情報に引きつけられがちになるためで、これは心理学用語でネガティビティーバイアスと呼ばれる現象だそうです
人類の進化の過程でネガティブな刺激を優先するのは
生き残っていく中での生存戦略として重要な事だったようです
ですが、現代社会においてはあまりの情報量の多さに多く人間の処理能力が追いついていないため、あえてポジティブな情報を集める事で必要以上に気が滅入る事が防げるようです
自分もこのブログで情報を発信してきた中で、自分が書いた記事を含め多くの記事がネガティブな情報になっているような気がしていたので、今回はこんな感じの話題にしました
また自分は好きなゲームについてTwitterで呟いているのですが、そのゲームが好きな同じ方達の中にはゲームの内容について、いつも悪い点ばかり指摘していている方も多い気がします
そういった投稿は見ていて気分が良くなることはないので、自分もなるべく投稿しないように気を付けてはいるのですが、ある意味ゲームの世界でもネガティブな情報のみに目を向ける人は多いのかなーと思ったので、自分も気を付けていきたいです