こんにちは!両津です!
今回は、フィンランドが4日にNATOに加盟した事についてです。
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は3日、フィンランドが4日付でNATOに加盟すると表明しました。
フィンランドでは、2日投開票の総選挙の結果、加盟を推し進めたマリン首相が退陣する見通しとなりましたが、与野党とも加盟に賛成しており、政権交代後も安全保障政策に大きな変化はありません。
新規加盟は2020年の北マケドニア以来で、31カ国目となりロシアによるウクライナ侵攻を受け、これまで「中立政策」を維持してきたフィンランドが、対露防衛を担う米欧同盟に加わります。
ロシアによるウクライナ全面侵攻を受けフィンランドと共に加盟申請したスウェーデンについてはトルコとハンガリーが承認しておらず、NATOはスウェーデンの加盟実現も急いでいます。
フィンランドの加盟は「歴史的」な動きだとし、「ロシアのプーチン大統領はNATOを縮小させるという明確な目的を持ってウクライナ侵攻に踏み切ったが、その正反対の結果になった」と語りました。
フィンランド大統領府は、ニーニスト大統領が加盟式典に参加するためブリュッセルを訪問すると明らかにしました。
フィンランドとロシアの国境線は約1300kmでフィンランドのNATO加盟により、ロシアとNATO加盟国との境界線の長さは約倍になります。
ロシアのグルシコ外務次官は、西部と北西部の戦力増強を表明し「NATO加盟国の軍隊と軍備がフィンランドに配備されれば、ロシアは軍事的安全保障を確実に確保するための追加措置を講じる」と述べました。
欧州の国々が続々とNATOに加盟してますますロシアへの包囲網が広がるなか、対立による影響での経済悪化は続いていくのでロシア対策だけでなく経済対策もしっかり行なってほしいと思いました。
担当者 両津