花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

夫婦別姓は男女平等?

こんばんは。

今朝は秋が一気に進んだような冷え込みでしたが、体調、整えていきましょう。

 

まずはこの1週間の市場の動きです。

概ね、先週末の選挙結果が関係しています。与党が過半数割れしたことで先行きが不透明になったため、日銀が利上げしにくくなるのでは、という予想から円安が進み、それを受けて株価は上がっています。

ただし…今日、日銀の金融政策決定会合後の植田総裁の発言(ざっくり言うと、今回は利上げしないが、今までより利上げの環境が整ってきている)を受け、利上げのペースが早まるのでは、という予想になり、金利差縮小⇒円を買ってドルを売る⇒円高、となりました。株は、利益確定の売りが出た(選挙後3日連続値上がりしていたり、来週は企業の業績の中間発表がピークを迎えることなどが影響しているようです)ため、値下がりしました。それでも、この1週間で1000円ほど値上がりしています。

 

来週は、アメリカ大統領選があり、これまた市場に大きく影響を及ぼしそうですので、結果を注視したいところです。

 

今日の話題は、卵の値上がり(先週長浜で死骸で見つかったハヤブサが、鳥インフルに感染していたそうです)も気になりますし、電気・ガス補助金が今月分で終了、ということも気になります。北朝鮮の動きも心配なところです(ミサイル発射、ロシアへの派兵)。そんな中、次回触れようと思っていたアメリカ大統領選について、くま子さんが取り上げてくれたので、爺は、国連が夫婦同姓を定めた民法の改正を求めた、を取り上げようと思います。

 

国連の、女性への差別撤廃を目指す委員会が、ジェンダー平等に向けた日本政府の取り組みについて、夫婦同姓を定めた民法の改正を勧告しました。これは4回目とのことです。

なぜ改正を勧告したか、というと、「夫婦同姓と言いながら、実情は、女性が男性の性を名乗ることを余儀なくされることが多い」ためとのことで、具体的には、選択的夫婦別姓を法的に可能にするように、という勧告を出したそうです。

そして、皇室典範についても、皇位継承において男女平等を保障するよう勧告したそうです(今回は掘りませんが…)。

 

爺は、いろいろ理由はありましたが、結婚のときは爺が名字を変えました。ただ、昨年の厚労省の調査でも、95%近くが夫の名字を選んでいるそうで、爺のような例は大変珍しいようです。そして、夫婦同姓の制度を採っている国は日本だけだそうです(これは法務省が認めています)。

 

ここまでで、この話題について皆さんはどう感じたでしょうか?

いろいろな考え方があると思います。国連が勧告するのはもっともだ、という意見もあれば、別姓だと家族の一体感が弱まる、という話もあるでしょう。どれが正しい、というわけでもないでしょうが、夫婦同姓が法的に定められているのが現状で、衆院選でも一応争点には上がっていたようですが、裏金問題にかき消されていましたので、私たちの関心はそこまで高くないのかもしれません。

 

ただ、ジェンダー平等については、日本は国際的に取り組みが遅れているほうで、改善が進んでいるとも言い難い状況だとされています。

これについても、いろいろ意見があるでしょう。

いろいろな意見を持つことはよいことだと思います。それをきちんと表出し、それに対する意見も等しく表出できて、内容によって差別や攻撃を受けない、そういう世の中になっていれば、そもそもジェンダー平等を目指す、という話が出てこない、真の平等な社会だと言えるかもしれません。

 

生きている間にそんな世の中になればよいと期待しながらも、実際は社会の分断が進み、自国第一主義が主流となって、様々な場面で衝突が増えるのでは、と危惧している、チャリ通の爺、でした。