こんにちは！両津です！
今回は、
アメリカ
の政府資金が枯渇しかけて債務不履行になりかけている事についてです。
イエレン財務長官が
国債の発行を拡大する為の議会の対応が進んでない事を受けて、このままだと10月18日以降に政府資金が底を付き、
債務不履行に陥る可能性があるとして議会に警告しました。
アメリカでは、政府が
国債を発行して借金出来る上限を定めた法律が8月から再び適用され借金を増やせないので、現在は臨時措置を適用して資金を賄っています。
27日に議会上院で、与党・
民主党が主導で借金上限を一時的に外す為の法案審議をしましたが、野党・
共和党の反対で可決されず資金繰りの見通しが立たずにいます。
与野党の対立の背景には、バイデン政権の巨額の
財政支出計画を巡る攻防が関係しており、この対立で10月1日からの会計新年度の予算が成立されておらず、政府機関の閉鎖も懸念されています。
この影響により、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価が一時600ドルを超える値下がりが起きましたが、その後少し買い戻されて
終値は前日と比べて569ドル38セント安い3万4299セントになりました。
他の国でも、コロナ感染拡大による経済を下支えする為の財務出動が増えた事により、タイも公的債務上限を引き上げを決めたり、マレーシアも検討していています。
世界各国で債務上限を上げないといけない状態になって来ているので、日本がどういう状態か知らないと危険だなと感じました。
担当者 両津
