花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

ピーマン苦み、卵黄抑える

こんにちは、Danielです。

 キユーピーはピーマンの苦味を感じる仕組みを解明し、卵黄がそれを抑制する可能性があるとの研究をまとめました。子どもの苦手な野菜の代表格という汚名返上に期待がかかります。

 舌には苦み成分を取り込む「受容体」が25種類あり、神経を通って脳に苦みの情報を伝達します。25種類の受容体のうち、どれがピーマンの苦み成分「クエルシトリン」を検知するのかは未解明でした。

 研究では、25種類の受容体を入れた細胞をつくり、舌に似た状況を再現しました。それぞれにクエルシトリンを加えて反応を調べた結果、受容体「TAS2R8」がピーマンの苦味を認識していることが分かりました。

 さらにクエルシトリンと卵黄を混ぜてTAS2R8に加えると、認識する苦味が減ることも判明しました。実際に卵とピーマンを食べる試験では、評価する人によって感じ方に差が出てしまっていたところ、今回の手法で客観的な変化を確認できたということです。

 キユーピーは「ピーマンを食べやすくする調理法、商品の提案につなげていきたい」と説明しました。