政府は、マイナンバーカードを持つのが不安な高齢者らを想定し、暗証番号の設定が不要な「顔認証マイナンバーカード」を近く導入するようです。
2024年秋には、現行の健康保険証を廃止し、カードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針が示されていますが、その対応策の一環で、12月の開始に向けて調整しています。
マイナ保険証の導入に当たっては暗証番号に対する高齢者らの不安があるほか、介護施設などで入所者のカードを職員がやむなく預かる場合、暗証番号をどう管理するかも課題となっていました。こうした声を踏まえ、暗証番号なしカードの導入となったようです。
顔認証カードでは、顔認証や目視による顔確認に限定し、暗証番号は不要となりますが、暗証番号が必要される(コンビニ交付などの)サービスは対象外になります。
高齢者でなくても、自身のアカウントやパスワードを管理できてない人は多いです。セキュリティにおいても・管理しやすさにおいても、シンプルなシステムが求められているように感じます。
担当:明日からの寒さに恐れおののくZ