こんにちは、Danielです。
巨大な地下洞窟が月面に存在するといいます。イタリアなどの研究チームが15日、月の縦穴をレーザー分析した結果を科学誌ネイチャー・アストロノミーに発表しました。
洞窟はテニスコートが5面すっぽり入るほどの広さで、将来の月面基地場として有望だといいます。(地下空洞は隕石や放射線から宇宙飛行士を守ることができるため)
洞窟内の底は斜面になっている可能性もあるらしいです。これは流れ出た溶岩が月面で先に冷え固まった後、トンネル状の空洞が地下に形成される、すなわち洞窟ができる経緯と関係がありそうです。その後、地表面が崩落するなどして縦穴ができたと考えられています。
1月に世界初のピンポイント着陸に成功したSLIMの技術を生かし、穴の中に直接探査機を降ろしたり、小型ロボットを投入して撮影したりするなどの計画を検討している模様です。