こんにちはTです
今回はオーストラリアがフランスと契約した潜水艦を破棄して、アメリカとイギリスの支援で原子力潜水艦を導入するというニュースについて考えます
オーストラリアは元々フランスと通常動力型の潜水艦を導入することで話を進めておりこの潜水艦を、将来的には原子力潜水艦に転換可能なように契約していたそうです
ですがその後仕様の変更が繰り返され納期も大幅に遅れてしまい、費用も当初案から2倍近くの約7兆円に膨れ上がってしまったようです
さらにオーストラリアで建造しても想定したほどの雇用が増えないのもあり、オーストラリアはオーカスの枠組みで原子力潜水艦を導入することになったようです
オーストラリアは近い将来海洋進出を強める中国が脅威になると考えて、通常動力型の潜水艦より作戦行動が長くとれる原子力潜水艦にしたそうで、南シナ海に派遣した場合通常動力型の潜水艦では11日しか作戦行動が行えないのに対して、原子力潜水艦の場合77日間も作戦行動がとれるそうです
一般的に潜水艦は通常動力型は静音性に優れていて、原子力潜水艦は長時間作戦行動がとれるというメリットがそれぞれあるそうです
日本の場合は東シナ海などの近い場所で待ち伏せて戦うことを想定しているそうなので
原子力潜水艦はいらないのかもしれませんが、オーストラリアは今回原子力潜水艦を導入することである意味中国が脅威だとはっきりと示した形になると思います