花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

ロシア、核配備・開発!!

 こんにちは!両津です!

 今回は、ロシアがベラルーシに戦術核兵器の配備や核搭載の潜水艦開発基地を作ろうとしている事についてです。

 ロシアのプーチン大統領は25日に国営テレビに対し、ベラルーシのルカシェンコ大統領が以前から同国への戦術核兵器配備に関する問題を取り上げてきたと指摘、「米国は何十年も前から戦術核兵器を同盟諸国に配備している」とし、同様の措置を取ることでベラルーシと合意したと説明しました。

 

 ロシアが国外に戦術核を配備するのは1990年代半ば以来となります。

 

 この動きを米国が欧州に戦術核兵器を配備している事になぞらえ、核不拡散防止条約に違反しないとの認識も示しました。

 

 これに対してNATOのオアナ・ルンゲスク報道官はロイターの取材に対し、核不拡散条約に違反しないというプーチン氏の主張や米兵器の国外配備に関する見解は的外れだと指摘。

 

 「NATOの核共有に関するロシアの言及は全く誤解を招くものだ。NATOの同盟国は国際公約を完全に尊重して行動している」とする一方、「ロシアは一貫して軍備管理に関する約束を破ってきた」と述べました。

 

 合意の一環として、ロシアは7月1日までにベラルーシで戦術核兵器の貯蔵施設を建設する予定です。

 

 具体的な配備時期には言及しませんでしたがプーチン氏は配備する戦術核兵器について「譲渡はしない。米国は同盟国に譲渡していない。われわれは基本的に彼らが10年間行ってきたのと同じことをしようとしている」と述べました。

 

 また、ベラルーシに戦術核兵器を搭載できる航空機を10機配備したと明らかにした。核兵器を発射できる戦術ミサイルシステム「イスカンデル」をすでに同国に配備しているとも述べました。

 

ベラルーシは、ポーランドリトアニアといった北大西洋条約機構NATO)加盟国とにらみ合う位置にありプーチン政権は既に、隣接するロシアの飛び地カリーニングラード州にも核兵器搭載可能なミサイルを配備しているとされ、核の威嚇を一段と強めようとしています。

 

 米国科学者連盟の核情報プロジェクト責任者、ハンス・クリステンセン氏は「NATOを威嚇しようとするプーチン氏のゲームの一環だ。ロシアは国内にこれらの兵器と部隊を多く持っており、ベラルーシへの配備よる軍事的効用はない」と述べました。

 

 北大西洋条約機構NATO)は、ベラルーシへの戦術核配備計画を明らかにしたロシアのプーチン大統領を「危険で無責任」と非難、ウクライナはこれを受けて国連安全保障理事会の開催を要請しました。

 

 ウクライナ国家安全保障・国防会議のダニロフ書記はロシアの計画について、ベラルーシの不安定化にもつながるとし、同国がロシアの「人質」にされたと述べました。

 

 ルンゲスク報道官は、ロシアの核戦略にはNATO核戦略調整につながるような変化は見られないとの認識を示し米国も同様の見解を示しています。

 

 ただ、専門家はロシアがこれまで、米国とは異なり国外に核兵器を配備していないと自負してきた事から、この動きは重大な意味を持つと指摘しています。

 

 日本では、松野博一官房長官は27日の会見で、ロシアによる隣国ベラルーシへの戦術核兵器配備について、唯一の戦争被爆国として「核兵器による威嚇も、ましてや使用も断じて受け入れる事はできない」とし、ロシアがウクライナ侵略を続ける中で、情勢をさらに緊迫化させるものだと非難しました。

 

 松野官房長官ベラルーシについても、ルカシェンコ大統領や個人団体に対する制裁措置や輸出禁止措置を踏まえた上で、安保理理事国とも緊密に意思疎通を行いつつ、適切に対応していくとした。

 

 ロシアは他にも核兵器搭載型のスーパー魚雷「ポセイドン」を発射できる原子力潜水艦の基地として、太平洋沿岸のインフラ施設建設を2024年初めに完了する計画をタス通信が国防関係者の話として27日報じています。

 

 ロシアは今年1月、ポセイドンを初めて生産したと発表、プーチン大統領は約4年前に、独自の原子力電源を持つ全く新しいタイプの戦略的核兵器だと説明していました。

 

 ポセイドンの詳細はほとんど公開されていないが、基本的には魚雷とドローンを掛け合わせたもので、原子力潜水艦から発射できます。

 

 タス通信によると、ポセイドンは原潜「ベルゴロド」と「ハバロフスク」に配備する為に開発されているといわれています。

 

 国防関係者はタス通信に対し「カムチャッカでの特殊潜水艦2隻を配備するための沿岸インフラ施設の建設作業は来年初めに完了する予定だ」と語りました。

 

 ロシア太平洋艦隊の弾道ミサイル搭載潜水艦基地は、ロシア極東のカムチャツカ半島南東部の沿岸にあります。

 

 国防関係者はまた、太平洋艦隊の潜水艦部隊の一部として、ベルゴロドとハバロフスクだけでなく、他の潜水艦を含む新たな部門が形成されていると語り新たな特殊用途潜水艦は「戦略的抑止」任務に参加することになるといわれています。 

 

日本海に面した極東のウラジオストク沖で、太平洋艦隊の2隻の艦艇が対艦巡航ミサイル「モスキート」の発射演習を行ったと、28日発表し、映像も公開するなど制裁をしたいる国々に牽制をしています。

 ロシア、北朝鮮、中国などが核開発、配備が活発化していてこのままだと核軍縮に向かう所か他の国でも増加して核戦争が起きる可能性が上がってしまうかもしれないと感じました。

 担当者 両津