こんにちは!両津です!
今回は、カザフスタンでの抗議活動に対してトカエフ大統領がロシアが主導する旧ソ連諸国の集団安全保障機構(CSTO)に支援を求めてCSTOが安定させる為に平和維持部隊を派遣すると発表された事についてです。
カザフスタンで起きている抗議デモは年初に内閣がバス、車の燃料になる液化石油ガス(LPG)の上限価格撤廃だけでなくガソリン価格も2倍に引き上げられるなど、燃料費の高騰を受けて抗議が始まり各地に広がりました。
このデモにより内閣総辞職が起きて、燃料費を先送りにすると表明したり、非常事態宣言を出していますが沈静化されず、暴動が起きデモ隊の衝突で死者や怪我人が多数出ました。
これを受けてトカエフ大統領は安全保障会議を開き、暴動を国家テロ、侵略行為と主張して非難し、その上でCSTOに支援を要請し要請を受けて議長国のアルメニア首相のパシニャン首相が情勢安定までの期間限定で平和維持部隊を派遣すると発表しました。
しかし市民の政権への不満や一部地域では貧しい生活条件に対する不満が根強いと言われているので、デモは部隊が派遣されても中々収まらないかもしれないと思いました。
担当者 両津