こんにちはTです
今回は世界貿易機関(WTO)の最高議決機関となる閣僚会議が、4年半ぶりに開かれた話題について書きます
この閣僚会議では主にロシアによるウクライナ侵攻の影響で、懸念が高まる食糧危機への対応が課題として浮上しているそうです
ウクライナは小麦やヒマワリ油などの主要生産国ですが、ロシアがウクライナに侵攻したことにより小麦などの種が撒けず、これから世界的に食料が不足することが予測されています
その問題を受けて今の世界で起きている動きとしては、国際的な食料価格の高騰を受けて、食料の自国内での消費を優先して主要な食料の輸出禁止を打ち出す国が相次いでいるそうです
WTOに加盟する国はWTO協定により、原則として食料の輸出制限を禁じられているそうですが、食料の輸出規制を導入している国はすでに約20か国に上り、今回の閣僚会議で世界的な食糧危機を防ぐ手立てを示せるかどうかが問われているようです
WTOは国際社会が一丸となってこの問題に対処することを目指しているようです
ですが最近の国際情勢を見ていると、物資を確保するためのサプライチェーン、アメリカや中国などの大国が作る経済圏などの動きがあるため、食料危機も同じように陣営に分かれて自分たちの陣営だけでどうにかしようとするのではないかと思います