国連安全保障理事会（15カ国）の非常任理事国（10カ国）のうち今年末で任期が切れる5カ国を改選する選挙が9日、国連総会で実施され、日本がアジア太平洋枠から選出されました。これで、日本の安保理入りは国連史上最多の12回目となります。
安保理は、法的拘束力がある決議を採択し、経済制裁や武力行使などの強制措置を取ることもできる唯一の機関ですが、決議の採択には15カ国のうち9カ国以上が賛成し、常任理事国の5カ国が拒否権を行使しないことが条件になるため、各国の利害が対立する状況での採択は、厳しいところがあります。
また、最近のロシアによるウクライナ侵攻や、北朝鮮による弾道ミサイル発射などの国際問題で一致した対応がとれず、国連不信にもつながっているようです。
日本の任期は来年1月からの2年間ですが、その間、安保理が正常な働きをしてくれることを期待したいと思います。
担当：走ろうとしたら、足がつりかけたのでやめた(´;ω;｀) Z
