こんにちは!両津です!
今回は、アルミ先物価格が13年ぶりに高値水準になった事についてです。
国際的な指標となるアルミニウムの先物価格である、ロンドンの取引で1トン当たり2800ドル余りと2008年以来の高値水準になりました。
原因は、ギニアで起きたクーデターで原料であるボーキサイトの供給制約への懸念が広がってしまった為です。
軍は、ボーキサイトが主要な外貨獲得手段である事を踏まえて、「鉱業会社の操業継続、領海線は輸出活動の為に開放している」と声明を出し現地で採掘を行うオーストラリアの会社では、「日常業務に支障は出てない」と明らかにしました。
アルミニウムは、缶の他に電気自動車の生産などで需要が増えると見込まれているので市場関係者は、ギニア政情が落ち着いても需要・供給のバランスが当面変わらず価格の高止まりは続くかもしれないと考えています。
ギニアは、他にも天然鉱物資源があり商品市場で銅・ニッケル・天然ガスなど値上がりし企業の間で小売価格に上乗せする動きもでているので、世界の景気回復の新たな不安材料になったり消費者である自分達に影響が出ると思いました。
担当者 両津