花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

聴覚障がい児への性的虐待 傍観か

 こんにちは、Sです。今日は衝撃的なニュースが舞い込んできました。

 南米アルゼンチン西部メンドサにあるカトリック系聴覚障がい児童施設で司祭らが入所者に性的虐待を繰り返していた事件で、虐待ほう助罪などに問われた日本人修道女の被告ら9人の公判が3日、メンドサの裁判所で始まりました。

 事件は施設(2017年に閉鎖)で05年ごろから16年にかけて発生。司祭らが当時4~17歳の約20人に性的虐待を重ねており、施設で働いていた被告は虐待を助長した罪などで17年に逮捕、起訴されました。19年11月に司祭2人に禁錮45年と同42年、庭師の男に同18年の有罪判決が言い渡されています。

 被害者の姉妹の一人は「子供たちの面倒を見ていた修道女らの協力なしには事件は起こらなかった」と強調。父親の一人は「彼らは事件露見を恐れ、子供たちに手話を習わせないことで隠蔽を図った」と被告らを非難しています。

 清く正しく公平であるべきはずの神に仕える施設でこのようなことが起きたのが残念でありません。WHO職員ら83人が性的虐待をしていたというニュースも合わせて考えると、困っている人に手を差し伸べ救ったり、手を取り合い支え合って生きていくということがどれほど大切なことか痛感します。皆も心を痛めます。