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「核のごみ」最終処分場の選定に向けた文献調査が進む北海道寿都（すっつ）町で、町長選の投開票が行われるそうです。
現職の町議会議員である片岡氏は、人口減や新型コロナの影響により落ち込んだ地域経済を、調査中に支払われる多額の交付金を使って立て直そうと考えたらしく、反対派の町民が応募前の住民投票を求めましたが、昨年１０月に応募しました。
それに対して越前谷氏は、文献調査への賛否で町内が割れている状態をを解消することが最優先だとして、調査の中止を訴えました。片岡氏と町議会は第２段階の概要調査より先に進む際には住民投票をすると条例で定めましたが、越前谷氏はそもそも第１段階の文献調査への応募前に実施すべきだったとも反論し、「まず住民の声を聞くべきだ」とし、交付金に頼らない財政運営を掲げました。
