こんにちはTです
今回はアメリカ航空宇宙局(NASA)と同国のジョン・ホプキンズ大学が、地球に衝突しそうな小惑星の軌道をずらして地球を守る技術の確立に向け、探査機を小惑星に衝突させることに世界で初めて成功した話題について書きます
今後、確立することを目指している技術はプラネタリーディフェンス(惑星防衛)と呼ばれる技術らしく、国連などが関与しながら世界中の国が地球に衝突しそうな危険な天体を発見、追跡して対策を研究する活動だそうです
目的としては地球に衝突しそうな小惑星の軌道をずらして、地球に落ちないようにする事を目指しており、衝突を回避する方法としては ①探査機をぶつける ②核弾頭を近くで爆発させる ③探査機の重力で引っ張るなどの方法が検討されているようです
今回の実験は地球の周りにある小惑星に探査機をぶつけましたが、地球の近くにある小惑星にぶつけるだけでも凄く大変なことだと思うので、この実験の成功は今後の対策を考えるうえで大きな成果だと思います
なにより最近はロシアのウクライナ侵攻による戦争や、米中対立などの話題、収束する気配のない新型コロナなど暗い話題が多かったですが、地球に小惑星が落ちるような非常事態が起きると今以上に世界中が滅茶苦茶になるので、この分野ぐらいは国際的に協力していってほしいなと思います