こんにちは！両津です！
今回は、ロシアと中国が2033年から35年にかけて原子力発電所を月面に設置を検討している事についてです。
5日、ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスのボリソフ社長が月面居住施設建設の実現の為に中国と共同で取り組んでいると明らかにしました。
これは2021年に協定を調印して以来、2035年末までに月面に研究ステーションを建設するプロジェクト、月着陸船や月面を研究するためのスマート・ミニローバーの開発や通信と電力システムの確立などが含まれていて原発建設はその一環になります。
原発が選ばれたのは月での1日の長さが地球の約27日分に匹敵し、うち半分は太陽が昇らないので太陽光発電では必要なエネルギーを賄えないので将来における月面居住区の電力を供給を可能とする為に選ばれました。
原発の建設には月面で人が作業しないかたちで進められる必要があるとし、原発の設置を自動化する技術はほぼ完成していると述べています。
この他、原子力を動力源として利用する宇宙船の建造計画についても説明していて、宇宙空間での貨物の輸送や宇宙ゴミ（スペースデブリ）の回収などのさまざまな用途に使える「宇宙タグボート」を開発も計画しています。
それ以外にボリソフ社長はこれらの発表と同時に、宇宙への核兵器配備に反対するロシアの立場は変わらないとも強調していて、宇宙での核兵器使用の計画があると言った報道を否定しています。
一方、米国のNASAとエネルギー省は、2030年代初頭に月面に原子力発電所を設置することを目指していてNASAの関係者によると、2040年までに月面の居住地を完成させることを示唆しています。
各国が月面基地建設に向けて動いているので将来、アニメの様に宇宙で生活出来るようになるかもしれませんが現在争いは激化しているのでそれを考えると不安だなと思いました。
担当者 両津
