花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

地球外知的生命体探査について

こんにちはTです

今回は地球外知的生命体探査(SETI)について書きます

 

地球外知的生命体探査と聞くと一見オカルトめいた活動に感じますが、この調査は主に宇宙から届く電波を解析して地球外知的生命体が発した電波を発見することを目的としています

しかし皆さんが知る通り今のところは地球外知的生命体の存在を裏付ける証拠は発見されておらず、この活動をお金の無駄と感じる人もいることでしょう

ではなぜ今も世界中で調査が続いているかと言うと、有史以来ずっと考えられてきた宇宙には人類以外存在するのかという壮大な疑問に対する関心は頭のいい科学者の方達も持っているからです

 

過去の宗教では宇宙には神によって生み出された人類以外の知的生命体はいないとされてきた歴史もありますが、現在は宇宙に関する科学的調査が進むにつれて科学者の方達ほどあまりに広大な宇宙に人類以外の知的生命体は存在しないという考え方に否定的になっていると言われています

ではなぜ地球外知的生命体の発した電波などの手掛かりを人類が発見することができないのかについては様々な仮説が提唱されているのでいくつか紹介します

 

・暗い森仮説

宇宙には人類以外の知的生命体は存在するものの宇宙でむやみに自分たちの存在を発信するのは危険であるという仮説

アメリカ大陸を発見したコロンブスによってその後結果的にインディアンの方達が虐殺された人類の歴史などから分かるように、自分達の存在を知った他の知的生命体が友好的とは限らないため自分達の存在を隠しているという仮説です

この仮説は現実的な問題として宇宙に電波を発する地球外知的生命体探査に対しての批判にもつながっています

 

・地球動物園仮説

現在の人類は地球外知的生命体からしたら科学技術も低く知的な生命体とみなされていないため自然保護区のように接触を控えているという仮説です

 

・地球外知的生命体は存在するがお互いの文明同士が接触するにはあまりに宇宙が広大過ぎるという仮説

地球外知的生命体の高度な文明があったとしても宇宙誕生から途方もない月日が経っている事と宇宙で最も速度が速いとされる光でも宇宙の規模からしたら全然遅いため、この広大な宇宙で高度に発達した文明同士が電波などで巡り合うということ自体が現実的ではないという仮説です

 

自分の考えとしては宇宙は広大過ぎてお互いの文明が巡り合えないという仮説が一番現実的な気がしますが、それだと夢がないので地球動物園仮説の方が好きです

地球動物園仮説なら現在の人類が同じ種族同士で殺し合う野蛮な生命体であると思われていたとしても将来の人類がどうであるかは分からないし、仮に人類より高度な知能を持つ人工知能が誕生した時は人工知能は知的とみなされて地球外知的生命体からコンタクトがあるかもしれないと思っています

 

最近は世界が第三次世界大戦に向かっているかのような情勢で暗いニュースが多くなっていますが、地球外知的生命体のことを考えるのはある意味現実逃避的である気がするもののやっぱり楽しいと思います