こんばんは。
今日は、晴れているのに雷が鳴りだし、しばらくしたら雨が降り出しましたね。夕方にはまた晴れましたが、どうやら上空に寒気が入り込み、大気が不安定になったためのようです。なかなか、秋らしいスカッとした晴れが続かないですね…
温暖化が進み、専門家の中には、これまでの四季ではなく、二季(夏と冬だけ)になりつつある、といった見方もあるようです。春と秋が短くなってきており、桜は早く咲くようになり(以前は入学式の定番でしたが、今や卒業式にさえ間に合わないかもしれないくらいです)、紅葉はもはや、クリスマスに近づいています。確かに、これまでとは違った季節の移り変わりになっていくのかもしれませんね。
さて、前置きが長くなりましたが、まずは前回からの株価と円相場の動きです。
株価は、昨日今日と少し値上がりしましたが、それまでが値下がりしていたので、前回よりまだ下がったままです。
中東情勢(イスラエルの侵攻への懸念)やアメリカの金利、あるいは企業の業績発表などに影響され、いったん値下がりしたのが戻りつつあるようです。なお、日本の長期金利はさらに上がり、今日は0.862%と、じりじりと1%に迫っています。
円相場は、相変わらず1ドル150円に乗るか乗らないか、というぎりぎりのラインを推移しています。
円安に進みそうな中、150円で日銀が介入するのでは、という懸念から値動きが少ないようです。
そして今日は、市場の値動きに影響があるわけではありませんが、三菱自動車の中国撤退について取り上げてみようと思いますす。
中国は急速にEV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリット=コンセントから充電できる、エンジンとモーターを併用した車)の普及が急速に進んでいるのは周知のことと思います。そのあおりを受け、エンジン車メインで販売していた三菱は苦戦しており、今年3月からは増えすぎた在庫を調整するために工場を止めていました。が、いよいよ厳しいと判断し、撤退することにしたようです。
三菱自動車と言えば、かつてはサファリラリーや世界ラリー選手権で総合優勝を何度もするなど、モータースポーツではその名を知られていました。販売台数はトヨタや日産、ホンダには及びませんが、中堅どころとして一定の人気を得ていました。しかし、時代の波には勝てなかった、といったところのようです。
実際、モータースポーツにおいても電動化が進んでおり、Formula 1という、自動車レースの最高峰でさえ、電動車バージョン(Formula E)が存在し、世界ラリー選手権もトップカテゴリー(一番速いクラス)はハイブリット車のみの参戦となっているなど、レースといえどエンジン車から電動車へ切り替わってきています。市販車も当然で、バイクも、郵便用のバイクが電動バイクになってきているなど、脱炭素への動きは当然、自動車業界でも進んでいます。
これに乗り遅れまいと各メーカーともいろいろ考えて取り組んでいますが、国内では電動化の動きに反してEV用の充電スタンドが減ってきているという話もあります。EVがあまり普及していないため、スタンドの維持費などコストの問題で減っているようです。
車の電動化に関連して、明日からジャパンモビリティショー(かつての東京モーターショー)というイベントが東京で開催されます(新型コロナの影響で4年ぶりの開催)。
開幕を前に今日、報道陣に会場が公開され、各メーカーともEVなど次世代の車を展示していることが報じられました。さらに、モビリティと銘打っているように、乗り物、移動する手段として様々なものが展示されていて、空飛ぶ車や座って重心を動かすだけで進む乗り物、ロボット、宇宙に滞在できる乗り物、など様々な未来的な乗り物が展示されているそうです。
もちろん、海外のメーカーも参加しており、自動車メーカー以外も参加していて、500社近くが展示しているそうです。
この中でどれだけが実用化されるのか分かりませんが、できるだけたくさん実用化され、脱酸素の動きがもっと加速し、未来の世代にも美しい地球が残せるといいな、と思います。
自然の中でマイナスイオンを浴びてリフレッシュするのが楽しみな、チャリ通の爺でした。