こんにちは!両津です!
今回は、カナダ外務省が中国が関与する世論操作活動「スパムフラージュ」を検知したと発表した事についてです。
スパムフラージュとは中国共産党主導の世論戦の一環で偽アカウントで身分を隠し、情報を大量発信して世論誘導を試みるプロパガンダ手法で、8月に米IT大手のメタが公表した報告書で中国を拠点とする50以上のグループが日本、台湾、米欧を標的に行っていると明らかになりました。
スパムフラージュが行われたのはトルドー首相や議員のSNSアカウントで自動投稿プログラム「ボット」を使用して英語とフランス語で偽情報やプロパガンダが投稿されていて、その中にはハワイの山火事が米軍の秘密「気象兵器」によるものだという主張も含まれていました。
今回のカナダ発表に対して在カナダ中国大使館は声明で、中国は他国の内政に干渉したことはないと反論、カナダの主張は「あからさまな中傷」でカナダは「紛れもないうそつきで偽情報を拡散する国だ」と非難していて他にも2国間関係の改善と発展に向けてカナダがさらに取り組むべきだとも述べています。
中国は他にも偽情報を発信していて、今の時代はすぐに情報を拡散させる事が出来るので自分なりに精査しないと騙されてしまうかもしれないと思いました。
担当者 両津