こんにちはTです
今回は2021年に世界の兵器販売額が前年比1.9%増加した話題について書きます
スウェーデンのストックホルム平和研究所が発表した報告書によると、世界の軍需企業100社による2021年の兵器販売額は、前年比1.9%増加して約80兆円になったようです
最大の兵器輸出国であるアメリカはインフレなどの影響で減少したようですが、中国などのアジア・オセアニア諸国が全体の兵器販売額を押し上げたようです
今年の2月にロシアがウクライナに侵攻した後の世界では自国の防衛のために、軍事力を強化する方向で各国が動いています
ですが、兵器を作るうえで必要になるアルミニウム、銅、鉄、チタンなどはロシアが主要な輸出国であるため、西側諸国の軍事企業などは原材料の調達が難しくなっているようです
しかしウクライナに戦争を仕掛けたロシアも西側諸国から半導体などの精密機器が輸入できなくなったので、ロシアも兵器が作れず不足する事態に陥っているようです
よく戦争は儲かるという人がいますが、西側諸国や中国、ロシアも軍事企業が苦しい状況になっていることを考えると、軍事企業としては戦争が起こらずに適度な緊張感があり、各国が兵器の更新をしてくれる状況が理想的なのかなと思いました