こんにちはTです
今回はイランがイスラエルに弾道ミサイルによる攻撃を行った話題について書きます
イランが行った弾道ミサイルによる攻撃は180発ほど発射したとされており、イランは初めて迎撃が困難な極超音速ミサイル「ファタハ」を使用しており、この攻撃はイラン国内でハマスの最高指導者が暗殺された報復であるとイラン側が発表しています
この弾道ミサイルは一度に大量のミサイルを発射する飽和攻撃で行い、イラン側はイスラエルの空軍基地などの標的に多く命中したと発表しており、一方イスラエル側はイスラエルやアメリカを始めとする有志連合がほとんどのミサイルを迎撃したと発表しています
この攻撃による被害などは今後多くのことが分かってくると思いますが、すでにイスラエル側は報復攻撃を行う事を明らかにしており、この戦闘が第三次世界大戦に繋がることを不安に思い、日本を含む世界中のSNSで第三次世界大戦というワードがトレンド入りしてます
今の情勢から第三次世界大戦に発展していくかは誰にもわからず、それは未来の人々が過去を検証してこの時代のこの出来事などが複雑に絡んでいき、第三次世界大戦に発展したと研究していくことだと思います
しかし個人的には第三次世界大戦に発展しなくてもこれから第5次中東戦争に発展する可能性は高いと感じており、短期的には原油価格の上昇やオイルショックなどの事態が起こると思います
世界的な情勢を考えると東ヨーロッパではロシアウクライナ戦争、中東では第5次中東戦争が起こるとなると、世界的に軍隊を展開しているアメリカ軍は同盟国などと一緒に戦うために2正面作戦を強いられます
そしてその状況で中国が台湾に侵攻したとしたらアメリカ軍は3正面作戦を強いられることとなり、いくら軍事力が高いアメリカといえど戦闘地域を3つ展開する力はありません(というか現代ではアメリカのみならず世界の国で3正面作戦を行える軍隊はない)
なので中国が本気で台湾に侵攻するとしたら絶好の機会になるのですが、台湾軍による抵抗のみならず台湾有事はシーレーンが生命線である国家が参戦せざるを得ず、アメリカ軍や自衛隊も参戦すると考えられています
こうなったら本格的に世界中で大国や地域大国が勢力に分かれて、戦争を行う第三次世界大戦と言えるでしょう
今のSNSでは国際情勢への不安が広がっていますが、日本やアメリカなどの西側諸国がイランのような地域大国やロシア・中国のような軍事大国と直接戦争になる事態がなかっただけで、第二次世界大戦以降も世界中で隣国同士の紛争や、ソ連のアフガニスタン侵攻やアメリカによるイラク戦争など大国による軍事侵攻は行われてきました
なので今の国際情勢が凄く悪いという西側諸国の人々の感じ方も、第二次世界大戦後もずっと貧しい国で戦争は起こってきたことを考えると、自分達が直接巻き込まれていなかっただけでエゴイズムも感じます
そして個人的に感じることとしては第二次世界大戦やソ連の崩壊によって長年築かれてきた西側諸国が有利である国際秩序が、今は中国の台頭や西側諸国の人口減少や相対的な経済力の低下により限界を迎えてきていると思います
この変化を感じた世界中の国が自国の利益を追求したり、第二次世界大戦の勝利をピークと感じていそうなロシアのように、長年に渡って西側諸国に虐げられたと感じる鬱憤が溜まっていた国が報復もかねた賭けに出始めている気がします