こんにちはTです
今回はカリブ海の島国ハイチに対して多国籍部隊が派遣される話題について書きます
ハイチという国は現在ギャングによる殺人や誘拐が相次いでおり、治安が急速に悪化しています
ハイチではモイーズ大統領が暗殺されて以降ギャングによる活動が活発化しているようですが、今回派遣されることが決まった多国籍軍はPKO (平和維持活動)ではなく各国が自主的に派遣する多国籍部隊になるようで、すでにケニアが派遣を表明しているほかカリブ海の周辺諸国も派遣を検討しているようです
ハイチは2004年に当時のアリスティド大統領の退陣を求めて各地の武装勢力が蜂起し大統領が辞任して国外に出国する事態になりました
また2010年1月にはマグニチュード7,1の地震が起きて22万人以上の方が亡くなり略奪が横行したり、その後もハリケーンなどで国が大きなダメージを負っています
これほどまでギャングが力をつけるためには資金が必要になると思いますが、中南米のギャングやカルテルは麻薬をアメリカに送ることで資金を得ています
自分は多国籍部隊の派遣によりギャングを排除して一時的に治安を回復したとしても貧困、産業、教育などが改善されなければ多国籍部隊が撤退した後にまたギャングが台頭するのではないかと思います