こんにちは!両津です!
今回は、国連がカリブ海の島国であるハイチに多国籍部隊の派遣を決定した事についてです。
ハイチでは、現在ギャング組織により治安が悪化していて今年に入ってから8月半ばまでで2000人以上が殺害、900人以上が誘拐されるなど犯罪が横行しています。
では何故ギャング組織が活発化しているかというと、2021年にモイーズ大統領が武装集団に暗殺されたり他にも地震、疫病などの災害も多く国内情勢が悪化していったからです。
その為ハイチ政府は、国連とアメリカに派兵要請をしましたがアメリカはハイチの人々が本国に逃れている現状を懸念しつつ主導で派遣する事を嫌がり、ハイチと同じ公用語を使っているカナダに求めましたがカナダも主導的立場をに立つのを嫌がり拒びました。
そんな大国が介入を尻込みする中で、ケニアが7月に警官1000人を派遣する用意があると表明した事でアメリカはケニアに派遣での経済支援と後方支援を約束しました。
ケニアが大国が嫌がる主導的立場になった理由としては恐らく国際的地位を高めたり、アメリカからの更なる見返りを得る狙いがあるとされています。
そして今月2日に、国連はハイチを支援する為に加盟国に「多国籍部隊」を派遣する権限を与える決議案を行い日米英仏など13カ国が賛成、中露は棄権した事により承認されました。
これにより部隊が派遣される予定ですが外国の部隊が介入する事でギャングや反体制派などが反発してより治安が悪化する恐れもありますが派遣しない事には治安は回復していかないと思うので決まってよかったと思いました。
担当者 両津