こんにちは、Danielです。
発見されたのは、光合成をしない植物「タヌキノショクダイ」の仲間であり、ほとんどが土の中に埋まっているとのことで、地中をすみかとする「ムジナ(アナグマ)」にちなんで「ムジナノショクダイ」と名付けられたようです。
ちなみに光合成をしない植物は意外にも多く存在するようで、キノコやカビから養分やミネラルを盗んで生きているらしいです。
最初に見つけたのは、植物愛好家の中村さんで、山林で探索していたところ、雨で流されて落ちているのを見つけたようです。
ムジナノショクダイは、年に一週間ほどしか地表に姿を見せず、時期がわずかにずれるだけで完全に地中に埋まってしまうため、開花時期以外に偶然見つけることはほぼ不可能とのことです。
1930年以来、日本では新属新種の発見はなく、そんな中で見つけた中村さんの植物愛が凄いと思いました。