こんにちは、Danielです。
山形大学は24日、ナスカの地上絵の目的が儀礼活動に使われたことが明らかになったと記者会見で発表しました。AIを活用し始めたおととし以降、新たに303件の地上絵が見つかったことも分かりました。今まではドローンなどを活用して航空写真で地上絵を発見してきましたが、ナスカ大地は400平方kmと広すぎるため、全てを目視で確認することは難しかったようです。そこで、AIに学習させて航空写真を分析することで、地上絵が存在する可能性の高いエリアを絞り込み、そこを現地調査したということです。
山形大学ナスカ研究所とアメリカのIBM研究所はAIを活用したペルー・ナスカ台地の共同調査を行っているらしく、おととし9月から去年2月までの6ヶ月間で人やラクダ家の家畜など新たに303件の地上絵を発見しました。詳しく調べた結果、地上絵には、巨大に線上に描かれたものと小型で面的に描かれた主に2種類のタイプがあることが分かったということです。
儀礼活動といっても具体的には分かっておらず、これから解き明かされるかもしれないと思うとわくわくします。