こんにちはTです
今回はマイクロソフトの時価総額がアップルを抜き首位に返り咲いた話題について書きます
マイクロソフトの時価総額がアップルを抜いたのは2021年以来のことなのですが、株価が上がった理由は生成AIの分野で優位に立っていることを市場が好感したことによるものでした
投資家にとってはチャットGPTを開発したオープンAIを傘下に持つマイクロソフトは魅力的に映るのでしょうが、自分は生成AIについては慎重な姿勢をとるアップルの方が好印象です
Twitterをやっているとよく目にするのですが、生成AIの機械学習については著作権の問題があり議論が行われています
生成AIの機械学習には必ず元となるデーターが存在しており、それは人間が書いた文章やイラストなどを取り込まれて成り立っています
ただ現状の生成AIはテック企業が著作権などを無視して機械学習の元となるデーターを集めており、そのことでオープンAIはニューヨークタイムズに訴えられています
またTwitterをやっていてTLに流れてくるAIイラストなども元の絵を描いたイラストレーターの絵を無断で機械学習して作られています
テック業界は長年テック例外主義とも言えるような著作権の軽視や個人情報収集の上で成り立ってきたのですが、最近はEUやアメリカ政府などが生成AIの機械学習元となるデーターを明記することを義務付けるような規制に乗り出しています
自分もこの規制の流れには賛成の考え方を持っており、現状の機械学習元が不透明な生成AIを商業利用に使うのはリスクが高いと思っています
機械学習元が不透明な生成AIは様々なクリエイターによる著作物などを学習しており著作権侵害のリスクが付きまとうのと、児童ポルノなどの所時しているだけで明確に犯罪になるデーターも含まれていることが判明したりしています
自分は絵が下手でTwitterで見る神絵師さん達のような絵は描けませんが、神絵師と呼ばれる人はそれだけ努力を続けてきて画力を身に付けたのだと思っています
また日本のイラストレーターの7割が女性で、AIイラストを投稿している人は逆に30~50代の男性が多いというアンケート結果を見たことがあります
Twitterを見ていると定期的に画像生成AIの話題を見ますが、ほとんどのAI絵師と言われている人は自分のように神絵師と言われるような画力がないまま年をとりつつ、承認欲求と上手いイラストへの憧れが存在したおっさんなのかなと思ったりする話題でした