こんにちはTです
今回は欧州連合(EU)議会が対話型人工知能(チャットGPT)などの生成AIを含む人口知能の規制案を賛成多数で採択した話題について書きます
この規制案では画像などが人口知能によって生成されたことを明示するように企業側に義務付ける内容で、年内の合意を目指しているようです
早ければ2026年に実施する見通しで、実施されれば世界で初となる包括的なAI規制になります
規制案では生成AIについて画像や文章がAIによって生成されたことを通知したり、システム開発に使用した著作物を開示したりするため企業側にとってはより一層の透明化が求められます
なぜEUがAIの規制を急ぐかというと生成AIによる人権や民主主義へ与える負の影響に危機感を持っているためであり、確かに生成AIを使ったら低コストでネガティブキャンペーンやディープフェイクなどを大量に生成できる気がします
これらの話題を聞いて思ったのはこの規制案では企業が対象になっていますが、中国やロシアのような国家が国ぐるみで生成AIなどによる他国への攻撃を行った場合はどうするのだろうと思いました
また現時点では企業や国家ぐるみでの悪用が懸念されていますが、今後の技術革新によってはTwitterで問題視されているAI絵師のように一個人が人口知能を用いて大きな影響力を持っていくのではないかと予想しています