こんにちはTです
今回は京都市の伏見区向島にある大規模な農地を転用して、物流拠点などを誘致する構想を京都市が進めている話題について書きます
この構想では宇治川南側に広がる民有地43ヘクタールを物流拠点などにするそうで、その土地の所有者は約200人もいるそうです
この土地の特徴としては交通機関が便利らしく、国道1号線が区域内を横断しており、第二京阪道路や京滋バイパスのインターチェンジも近いそうです
本来は開発が禁じられている市街化調整区域に含まれており、この農地も転用できないそうですが、地域経済にメリットがある場合に例外的に規制緩和を認める地域未来投資促進法という法律を活用して開発を行うそうです
ただ物流拠点を作る場合の手続き面が大変なようで、農地の転用に向けて土地の所有者と売買などの約束を取り付けた上で京都市と協議し、京都府から事業計画の承認を得る必要があるそうです
さらに市街化調整区域での開発に必要な地区計画を作り、京都市の都市計画審議会で承認されなければならないため、京都市は手続き面だけでも一年前後が必要と考えているようです
京都市は新型コロナウイルスが流行った影響で観光客が激減した結果、税収が減り市の財政が悪化しているので良い取り組みだとは思いますが、企業側にとって手続き面が大変な土地を必要とするのか?とも思います
何より約200人以上も土地の所有者がいるので、農地の中で一部を転用するだけでも交渉しなければいけない人が多くて大変そうです