こんにちはTです
今回はウクライナの戦争でロシア軍の戦争犯罪などが調査されて、クラスター爆弾などの無差別殺傷兵器が使われたと言われている話題について書きます
この調査は国際人権団体アムネスティ・インターナショナルという組織が行った調査で、4~5月の14日間で無差別攻撃からの生存者や被害者の親族、治療を行った医師などから聞き取りを行ったそうです
報告書によると戦争が始まってから4月末までの約二か月間に、ロシア軍はクラスター爆弾や空中から散布する地雷などによる無差別攻撃を28回行っており、また攻撃は住宅や屋外のあそび場付近などに行われたそうです
クラスター爆弾とは一発の爆弾から多数の子爆弾をまき散らす殺傷能力の高い兵器なのですが、広い範囲にまき散らすために市民が犠牲になることが多く、まき散らす子爆弾が不発弾になることも多くて、戦争が終わった後も地雷のように被害が出てしまう兵器のようです
また子爆弾の中には鮮やかな色をしているものもあり、子供たちが興味本位で触ってしまい被害にあうこともあったり、爆弾の処理でも被害が出ることが多いそうです
なので国際条約で使用が禁止されているのですが、ロシアは条約には入っていないため普通の爆弾として使っているようです
クラスター爆弾は爆弾としては殺傷能力が高く使う側にとっては便利な兵器のようで、使用を禁止する条約にもアメリカ、中国、ロシアのような大国は入っていないため、今後も使い続けられると見られており禁止するのは難しいようです