こんにちは(^o^)kです
先日、岸田内閣で初となる防衛白書が公表されました。
その要旨は以下のとおりです。
1.安全保障環境
米国中国の対立は増してきている。我が国の周辺には強大な軍事力を有する国家が集中している。
2.ウクライナ危機
国際的に孤立するロシアにとって、中国との政治、軍事的協力の重要性が高まる可能性がある。
3.中国
近年力を背景とした一方的な現状変更を試み、軍事力を拡大してきている。我が国を含む地域と国際社会の安全保障上の強い懸念である。
4.台湾
中台間の軍事的緊張が高まってきている。台湾情勢の安定は我が国にとっての安全保障、国際社会の安定にとって重要である。
5.北朝鮮
ミサイル発射を繰り返し、我が国にとっては重大かつ差し迫った脅威である。
6.ロシア
我が国周辺で軍事活動が活発化している。北方領土を含む極東地域のロシア軍の動向を注視していく必要がある。
7.国際社会の課題
米中露が極超音速兵器を開発。AI、サイバー、電磁波といった分野の開発を各国が進めている。安全保障政策においても経済、技術分野の取り組みが注目。
8.安保文書改定
「国家安全保障戦略」「防衛計画の大網」「中期防衛力整備計画」の新たな文書を策定する。岸田首相は日米首脳会談で、反撃能力を含め、あらゆる選択肢を排除しないと述べており、策定する中で検討されると思われる。
9.防衛費
我が国はG7の中で国防支出の割合がGDP比で最も低い。
簡単に言えば、近隣国である中国、ロシア、北朝鮮の脅威が増してきているので、防衛費を引き上げていく必要がありますよ、ということなのだと思います。
今後、防衛費増強に向けた流れは加速して行くことでしょう。こんな時だからこそ、国民は冷静に内容を精査していく必要があるのではないかと思います。
