こんばんは。
大変遅くなりました。チャリ通の爺です。
10年に1度レベルの寒波で、この数日、皆さん、いろいろ振り回されてしまいましたね。温暖化が叫ばれている中、なぜこんなことが起こるのか、不思議ですね…
ですが、今日はそこには触れません。興味ある方は是非、調べてみてください(ラニーニャ現象とか)
今週は、タイトルにもあるように、国会が召集されました。
初日に岸田首相が施政方針演説を行い、その後外務大臣による外交演説、、経済再生大臣による経済演説、財務大臣による財政演説の政府4演説が行われました。
それを受け、翌日からまずは参議院で、各党代表質問を皮切りに与野党の論戦が始まります。
ここでどんな議論が行われ、どんな結論になるのか、それが私たちの生活にどう影響するのか、注視していく必要がありますね。
今日は、議論の元となる政府4演説を簡単にまとめてみました。
もっとも重要な、総理による施政方針演説では、防衛力強化、賃上げ、子ども子育て政策、コロナ対応、外交・安全保障、憲法改正(と閣僚辞任再発防止)が述べられました。いずれも目新しいものではなく、これまでニュースで取り上げられていたものです。
続いて、林外務大臣による外交演説では、ロシアと中国を念頭に、広島サミットで「力による一方的な現状変更の試み等に対して国際秩序を守る」と述べました。
そのうえで、二国間関係については、アメリカ、中国、ロシアそれぞれとの関係について述べ、北朝鮮への対応は日米韓3か国で対応することを述べました。
後藤経済再生大臣による経済演説では、景気回復は緩やかに続いているが、物価上昇・欧米の金融引き締めなどで世界経済が後退するリスクに面しているなど厳しい状況であることを踏まえ、より一層の景気回復、そのための賃上げ、貯蓄から投資、成長分野への投資をしていくことを述べました。
最後に鈴木財務大臣による財政演説では、財政の厳しさを指摘したうえで、財政健全化の重要性を述べつつ防衛費増額、社会保障費の伸びの抑制など歳出の改革をしていくと述べました。
この3演説の内容も、これまで報じられてきた内容ではあります。それだけ、いずれも重要な内容だということでしょう。
ポイントは、やはり防衛費と賃上げでしょうか。賃上げがなされれば子ども子育て政策も進めやすいでしょうし、コロナ対策がうまくいけば賃上げに(景気回復から)つながりやすいでしょう。防衛については、外交・安全保障が安定するために重要ですし、それがまわりまわって景気回復、賃上げにつながっていくことでしょう。賃上げはさらなる景気回復を進め、そしてさらに賃金が上がって、と良い循環が生まれていくとよいのですが、そんな簡単に物事は進まないでしょう。うまく進むためにどうしたらいいのか、それを考えるのが国会議員の皆さんのお仕事、ということでしょう。
居眠りなんぞせず、海外でよく分からない活動に取り組んで国会に出席しないなんてこともなく、きちんと参加してきちんと国民の意見を代弁して議論してほしいです。
議員の皆さん、よろしくお願いします!