こんばんは。
明日から11月ですね。
11月も、牛乳やヨーグルトなど乳製品、スナック菓子など765品目が値上げされるそうです。
10月に比べると9分の1程度の品目数ですが、乳製品は、いわゆる日配品として、日持ちせず日々購入する物が多いので、値上がり感は感じやすそうです。
さて、そんな中、先週末、日銀の黒田総裁が、10月の金融政策決定の会合後に定例の会見を行いました。
ご覧になった人もいるかもしれませんが、簡潔にまとめると、
・景気は持ち直してきていて、先行きも回復するとみている
・今の物価上昇は一時的で、来年度(再来年度)も安定して2%とはならない見込みのため、金融緩和は継続(追加の緩和措置もありうる)
・物価上昇2%を安定させるには賃上げ(具体的には3%程度のベースアップ)が必要
・急激な円安は日本にマイナスだが、インフレ率の違い・利上げによるアメリカ経済減速はむしろドル安要因になりうる
といったものだったかと思います。
先月の会見では、当面金利を引き上げることはない、などという発言に市場が反応して円安が一気に進み、ドル売り円買いの介入をすることになりました。
その時に比べるとかなり言葉を選んだ会見だったようですが、それでも会見終了後には1円近く円安が進みました。
さらに、週明けの今日の円相場は、147円台後半から始まり、結局21時過ぎの時点で1円程円安が進んでいます。これについては、アメリカの個人消費の動向が高く、インフレが根強いという見方からくる、利上げペースが減速しない見込みの影響もあるようです。とはいえ、アメリカの金融政策決定の会合前なので、投資家は様子見をしているよう、という見方もあるそうで、この先も円安が進むかどうかは不透明なままです。
そんな、明るい先行きが見えにくい中、大阪の急性期総合医療センターと秋田のJAがサイバー攻撃を受けたようだ、というニュースが飛び込みました。
病院は、まだ復旧のめどが立たず、明日以降も電子カルテが使えないそうです。JAでは、5000人分の個人情報が流出した恐れがあるそうです。
生活も、個人情報を含めた暮らしの安全も、自分たちで積極的に守らないといけないということでしょうか。
いざというときに自分で自分を守れるよう、いろいろなことを知っておかないといけないですね。
老後を日々身近に感じている