こんばんは。チャリ通の爺です。
今日も、値上げのニュースを見ました。ロッテやグリコが菓子類の再値上げをする、とのことでした。
値上げの要因がいくつもあり、しかもいずれもなかなか解消されない状況では致し方ないところもあるかと思います。
そんな中、本日、政府が第2次補正予算案を国会に提出しました。
総額29兆円弱で、財源は税収増加分と昨年度余剰金だけでは事足りず、22兆8500億円いじょうを国債発行で賄うそうです。
また借金が増えるということですね…
先に財源の話をしましたが、肝心の中身は、というと、財務省の資料によると、
①物価高騰・値上げへの対策【値上げの負担軽減・燃料価格抑制・賃上げ促進など】へ計7兆8000億円余り
②地域の稼ぐ力の回復・強化【コロナからの回復、地域活性化、円安への対策など】へ計3兆5000億円弱
③新しい資本主義の加速【人への投資、成長分野=技術革新、起業、GX(グリーンイノベーション)、DX(デジタルトランスフォーメーション)等の充実、出産子育てへの支援】に計5兆5000億円弱
④防災減災、国土強靭化、安全保障、国民の安全安心の確保(コロナ対策、防災減災・国土強靭化投資、海外支援等)へ計7兆5500億円弱
⑤今後への備え(コロナ・燃料等価格高騰対策、ウクライナ対応等)に計4兆7400億円程度
となっていました。
いずれも重要な施策で、必要なお金だと思います。
ただ、最近の大臣辞任が続いていることにより、国会の審議が滞っているのも事実で、重要な予算案が果たしてきちんと審議されるのか、無駄のない適正な予算を承認して、速やかに実行に移して困っている国民が少しでも救われるのか、今後の国会の動きも注視していきたいと思いました。