2022-09-21 本紹介「影踏み」 こんにちは 今日は横山秀夫の小説「影踏み」を紹介します。 「ノビ師」と呼ばれる深夜の忍び込みを得意とする泥棒である主人公が、泥棒仲間や知り合いの刑事、恋人などの周囲で起こる事件に巻き込まれ、解決していくミステリーです。 主人公は頭の中で弟の声が聞こえ、会話もしています。これが理由で恋人と別れ、泥棒になる理由でもあるのですが、この声が主人公の人間関係を繋いでいるようにも思えます。