こんにちはTです
今回はサッカーワールドカップが開催された今、中国でゼロコロナ政策に対する不満や疑問の声が出てきている話題について書きます
中国はこれまでゼロコロナ政策と言う、一人も感染者を出さずに抑え込む政策をとってきました
この政策は都市で一人でも感染者が出ると、その都市自体を封鎖したり行動制限を設けてウイルスが広がるのを防ぐと言う政策でした
その政策は新型コロナウイルスが世界に広まった当初は有効とされていて、中国政府も日本や欧米諸国が新型コロナウイルスを抑え込むのに苦戦していることを大々的に報道したりして、社会主義の優位性を世界に宣伝していました
しかし現在は致死率が低いオミクロン株などが流行っているため、世界の流れとしてはワクチンを打って普通の生活をすることが主流になっています
なので、サッカーワールドカップでは世界中のサポーターがマスクなしで歓声を上げたりしており、その光景は中国でも放送されていたようです
すると市民からは徹底的なゼロコロナ政策を掲げる政府の政策に対して、疑問や不満を持つ人が多くなってきたらしく、現在の中国ではサッカーワールドカップの中継で観客を映さないように政府から指示が出ているようです
ゼロコロナ政策はかつては民主主義国家の混乱などを見て、社会主義国家の優位性を誇れるものだったかもしれません
ですが、政府の正当性が揺らいでしまうため、ゼロコロナ政策をなかなか転換できない現在の中国政府を見ると、民主主義と社会主義がどちらが優れているかなんて、時と場合によって違ってくると言う普通の事がサッカーワールドカップを通して分かりました