こんにちはTです
今回はドイツ政府がガス、灯油を用いた暖房を原則禁止する方針を打ち出した話題について書きます
この方針は暖房改革と呼ばれており、来年以降ガスや灯油による暖房を原則禁止し再生可能エネルギーを用いた設備の設置を求めるようです
この政策では来年一月以降、新たに設置される住宅の暖房機器について再生可能エネルギーを最低65%使用することを義務付けており、大気熱を集めて移動させるヒートポンプ式暖房への切り替えを進める狙いがあるようです
今後の方針としては2045年には化石燃料を使った暖房をなくして、全て再生可能エネルギーを用いた暖房にする計画も打ち出しています
しかし現在のドイツでは全生体の半分近くがガス暖房を使い、4分の1が灯油による暖房を使っているので急激な再生可能エネルギーへの転換に反発も起こっており、世論調査では政府の方針に78%が反対しました
自分はこの方針は理想としてはいいのかもしれませんが、あまりにも極端な方針転換は国民や産業界がついてこれないのではないかと思います
ドイツ政府は国内にある全ての原発を廃止しましたが、その分の電力は原発を推進している隣国のフランスからまかなっていると聞いたことがあります
何より自分が思う事としては中国、アメリカ、インドなどの二酸化炭素の排出量が多い大国が対策を行っていかないと、ドイツや日本などがどれだけ厳しい環境対策をしたところでどうにもならない気がします