花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

中国、台湾のアメリカ経由に対して報復!!

 こんにちは!両津です!

 

 今回は、中国軍が台湾周辺の海域や空域で軍事演習を実施したと事についてです。

 

 19日、台湾方面などを管轄する東部戦区で台湾周辺のパトロールのほか、海軍と空軍合同の軍事演習を実施したとの発表かありました。

 具体的には、台湾北部と西南の海域や空域で、制海権や制空権を奪取する訓練などを実施し、部隊の連携や対抗能力を検証したとしていて他にも、演習の様子だとして、艦艇が航行したり航空機が飛び立ったりする映像を公開していますがいつどこで撮影されたのかは明らかにされていません。

 一方、台湾国防部によりますと、午前10時以降の4時間近くに、中国軍の戦闘機などのべ42機が台湾周辺海域の上空で活動し、この内のべ26機が台湾海峡の「中間線」やその延長線を越えて台湾寄りの空域に進入、他にも中国軍の艦艇8隻の活動も確認したということで、台湾軍は、航空機や艦艇のほか、地上のミサイルシステムで監視を行ったとしています。

 

 今回、軍人演習が行われた背景としては、台湾の頼清徳副総統が正式な外交関係を維持している数少ない国の一つである南米パラグアイの新大統領就任式に訪問した際にアメリカを経由したことへの対抗措置とみられています。

 台湾は、総統や副総統が外交関係のある国を訪れる際にアメリカを経由することは慣例となっていて他にも経由した狙いとして頼清徳副総統は、来年1月の総統選に与党・民進党から立候補することになっているのでアメリカとの良好な関係をアピールする為だとされています。

 

 更に4月に蔡英文総統がアメリカで会談した後に軍人演習が行われていたので、自身が南米を訪問するためアメリカを経由したことを口実に中国が脅しをかけるなら、軍事的な威嚇によって台湾の選挙への介入を企てていることの裏付けになると指摘して、中国を牽制もしていました。

 

 それに対して中国政府は「いかなる形式でもアメリカと台湾の公的な往来に断固反対する」とした上で「事態を注視し、強力な措置をとって国家の主権と領土の一体性を守り抜く」と表明し、対抗措置をとることを示唆していました。

 また頼氏について「『台湾独立』の立場を頑なに堅持し、台湾海峡を挟んで対立と対抗を作り出している」などと指摘し「完全なるトラブルメーカーだ」などと主張しています。

 

 互いに色々と主張していましたが結局、軍事演習が行われ米日韓など非難がありましたが気にせずにいるのでいつも通りの中国だなと感じました。

 

 しかし中国は、恒大集団が米国で連邦破産法15条の適用を申請して好景気を牽引していた不動産市場が崩壊の危機を迎えたり、若年層の失業率も悪化の一途を辿るなどバブル崩壊後の日本に重ねられて「日本化」しているのではないかとして市場・投資関係者などはデフレを警戒しています。

 

 台湾でも、20日に中米のグアテマラの大統領選で親台湾派が敗れ、台湾と関係を維持しつつ対中貿易拡大の両立を唱えているベルナルド・アレバロ元外務次官が勝利をしましたが本当に両立できるか怪しいですし、中国の切り崩しで外交関係がある国はグアテマラ含めて13カ国なのでこのままでは更に減少してしまうかもしれないと思いました。

 

 現在、双方ともに問題が起きていますが中国は南シナ海ベトナムと領有権を争う島に滑走路を建設するなど、いつもの様に周りの意見など関係なしに動きつつデフレ懸念に対して金利の利下げをするなど対策していてどちらかと言えば中国が有利だと感じてこれからの台湾は大丈夫かなと思いました。

 

 担当者 両津