朝鮮日報（日本語版）によると、韓国野党・共に民主党の李在明（イ・ジェミョン）代表が、日本の処理水放出に反対する「福島汚染水海洋投棄糾弾大会」（先月30日）を終えた後、同党の議員らと一緒に刺身店で食事をしたことが伝えられています。
刺身店の経営者がSNS上に、李在明代表をはじめとする共に民主党議員たちの記念写真を掲載したことから事実が明らかになり、李在明代表は食事を終えた後、「〇〇刺身店さん、本当においしかったです。ごちそうさまでした」という直筆のメッセージを書き残していました。
処理水の放出開始（先月24日）から約一週間で水産物を食べたことに対し、与党のチェ・ヒョンチョル常勤副報道官は、「共に民主党代表と指導部も安心して食べる水産物、もう心配する必要はない」「水産物に対するデマ扇動に熱を上げていたが、自分たちは糾弾デモの後で刺身を食べ、直筆メッセージまで残すなど、つじつまが合わない姿にあきれるばかりだ」と追及しています。
李代表の支持者からも「言葉がない」「いや刺身店の経営者も、なぜあんな情報提供をしたのか」などのコメントも寄せているようです。
韓国国内では、韓国原発から未処理の排水をしている事実を知らない人も多くいるようで、報道の正確さが大事であることを改めて感じました。
担当：刺身は食べられないＺ
