こんにちは！両津です！
今回は、アフガニスタンを支配しているイスラム主義組織タリバンが北京で開催される中国の「一帯一路フォーラム」に参加する事についてです。
17日〜18日に開催される会議は中国の提唱する広域経済圏構想「一帯一路」の１０周年に合わせて開かれます。
それに参加する予定のタリバン政権は政権発足後、正式に承認した国はありませんが中国だけは9月に駐アフガン大使を任命したり、企業をアフガニスタンに進出しさせたりなどしていました。
そして今回の会議にタリバンを招待して更に関係強化しようとしていますが何故、行おうとしているかというとアフガニスタンには1兆〜3兆ドルに上る地下資源が埋蔵されていると言われていて中国はそれを狙っていて鉱山産業にも投資しています。
その為に中国はタリバン、パキスタンの当局者と５月に、一帯一路の対象にアフガニスタンを加えて、中国・パキスタン経済回廊（ＣＰＥＣ）をアフガン国境まで拡大する意向を示していて今回の会議でそれが話し合われると思います。
タリバンの会議参加に対して各国は色々と言うかもしれませんが、中国はそれを気にせずにタリバンと関係を深めてアフガニスタンでの影響力を強めて行くと思うので、今後各国がアフガニスタンに対してどう動いていくか気になります。
担当者 両津
