こんにちはTです
今回はアメリカの下院議会で議長を務めることになる下院議長の選出がうまくいっていない話題について書きます
アメリカの下院議会ではマッカーシー前議長の解任に伴い議長選挙を行っており、下院議会で多数派である共和党から新たな議長が選出されることになります
そこで共和党はトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長を新たな下院議長とするために党内で推薦し投票を行っていたのですが、2日連続で選出に失敗しました
しかも２回目の投票では１回目の投票よりも2人多い22人の共和党議員が他の議員に投票を行っており、そのうちの一人であるミラーミークス議員はジョーダン議員の支持者から殺害予告を受けてしまう事態になっています
下院議会はすでに2週間以上機能を停止しているため、この事態に対して議長代行を務めるマクヘンリー議員に議長としての権限を与えるべきだという意見も出ており、野党である民主党指導部もマクヘンリー議員との協力を模索しています
この話題を聞いていて思うこととしては共和党と民主党はいつも予算について揉めて政府機関の一部の機能が停止したりしていましたが、今回は共和党内での争いが表面化したケースだなと思います
共和党と民主党はかなり価値観の違いによる溝が大きくなっていますが、共和党内でもトランプ前大統領支持派、福音派、主流派とかつては呼ばれていた中道派と色んな価値観を持った議員が多くなり党内の意思決定をまとめるのも難しくなっているのかもしれません
