花きりんのブログ

滋賀県大津市で就労継続支援B型をしています「花きりん」です。日々の活動やメンバー、スタッフ共に今社会で何が起こっているのかの学び合いをしています。ホームページは、https://hanakirin20150401.wixsite.com/my-site

こんばんは。10月も後半に入りましたが、朝はだいぶ涼しくなった一方、日中は、今日も26度近くまで上がったように暑い日が多いですね。しっかり体調管理しましょう。

 

先週から今週にかけての市場ですが、円相場は150円に行かないくらいで上げ下げしている状況です(円高にも円安にも振れず)。

一方株価は、先週冒頭から一気に上昇したのが先週末から今週にかけて下落し、昨日少し盛り返したものの今日はまた下がって(2%近く)、と大きく変動していますが、結局先週月曜と大差ない値になっています。

 

今日の株価下落の要因は、主に長期金利上昇(アメリカにつられていますが)とイスラエルパレスチナ情勢緊迫化に伴うリスク回避とされています。今日は、その中でも金利について、ちょっと触れてみようと思います。

 

長期金利(10年国債)は、日銀が(植田総裁が)長期金利を1%まで容認する発言をした7月以降じりじり上昇しています。住宅ローンの長期金利(10年固定と全期間固定)もじわじわ上がっています。

それに反して変動金利は下落し続けています。要因としては、変動金利の利用者が多く、各銀行が顧客獲得のために金利を下げる戦略をとっていること、変動金利と関連性の高い政策金利が未だにマイナスであること、また人件費等の経費が少ないネットバンクが浸透してきたこともあげられそうです。

とはいえ、長期金利が上がり続けている中で、いつまでも変動金利が下がり続けるとは考えにくそうです。長期金利の上昇がいずれ短期金利の上昇圧力となり、マイナス金利解除が近づいてくると考えられるからです。

 

給与は一部の大企業では上がってきていますが、中小企業はまだそれほど上がっておらず、金利上昇は、物価上昇とも合わせて家計を圧迫するでしょうから、いつ、どんなペースでどれだけ金利が上がるのか、気になるところです。

 

実際、都心や首都圏のマンションは、成約物件数が減っています。(ただし、東京23区の平均価格は初の1億円越え、関東の1都3県のマンションも9940万円と前年より5割以上高くなっています。超高額物件が平均価格を押し上げているようです)。

このような状況での金利上昇となれば、さらに売れ行きが減ってくるかもしれません。その他、自動車などの売れ行きにも影響が出るかもしれません…そして景気が再び低迷するようなことにならなければよいのですが、と心配になってしまいます。

 

まあ、格差が広がっている現状では、高額納税者にとっては、1%の金利が2%になったところで痛くもかゆくもないかもしれず、超高額物件は売れるのでしょう、たぶん…

ちなみに大阪で先日発表されたマンションは、最高額25億円だそうです(;^_^A買う人、どんな方々なのでしょう…

 

住宅ローンがまだまだ残っている、チャリ通の爺でした。