こんにちはTです
今回は9.11同時多発テロのニュースを見て考えてみました
今年は9.11同時多発テロから20年の節目なので、日本でもこの20年間についてのニュースやドキュメンタリーが数多く放送されたりしています
アメリカは9.11同時多発テロが発生した後イラク戦争、アフガニスタン戦争へ突き進みましたが、最近のニュースにあるようにアフガニスタンから軍を撤退させたらすぐに敵であったタリバンにアフガニスタンを掌握されてしまいました
アフガニスタンは日本などの先進国が中心になり民主主義を根付かせようとしましたが治安悪化や汚職の蔓延などが起こってしまい、それに市民が不満を持ったこともタリバンの復権の一因でもあるようです
他にも民主化が行き詰ったイラク、民主化要求デモが内戦につながったシリア、民主化後に強権政治が復活したエジプトなどでは民主主義に対する不信感が広まっていてロシアや中国のような強い指導者を求める声が高まっているそうです
このことからアメリカは民主主義を広めて定着させるということに関して、中東では失敗したと思います
またNHKで放送されていたドキュメンタリーでは9.11同時多発テロにサウジアラビア当局が資金援助などを通じて関与したのではないかということを追及していました
サウジアラビアはアメリカの同盟国なので、アメリカは安全保障上の理由として機密文書などを開示していないようですが、もしサウジアラビア当局が関与しているとしたら同盟国がテロの支援をして、そのテロによって20年にわたる戦争に突き進み、結果として民主主義も根付かせることができずに疲弊して撤退し、サウジアラビアとの関係のためにテロの関与も追及できないという状況にあり悲惨だと思います